2026.02.25
コラム
私たちが「戻り苗」を運営しています!|ソマノベース全社会議が行われました。

こんにちは。ソマノベースの河合です。
「戻り苗」は、和歌山県田辺市にある株式会社ソマノベースのメンバーで運営しています。
田辺市に暮らしている人もいれば、大阪や福岡など県外に住んでいる人もいて、
田辺に拠点を置きながら、全国を飛び回っている人もいます。
かくいう私も、田辺と東京の二拠点生活。
ふだんはそれぞれの場所で、それぞれの景色を見ながら働いている私たちですが、
年に一度だけ、全員が同じ場所に集まる日があります。
先日、その大切な時間を過ごしました。
今日は、メンバーのことを少し紹介しながら、その日の様子をお届けします。

奥川 季花(とっきー)|ソマノベース リーダー
まずは、代表の奥川から。
和歌山県那智勝浦町出身。
好きな飲み物はカフェオレ。車のドリンクホルダーには、だいたいカフェオレがささっています。
20代のうちに47都道府県を制覇すると決めていて、先月ついにコンプリートしたようです。
誰とでもいつの間にか友達になっているような、ちょっとゆるくて、でも芯のあるリーダーです。

「戻り苗」の運営メンバーたち
リーダーのほかに、今は6名のメンバーがいます。
今日は厳選して3名を、それぞれ2文でご紹介。
(1文じゃないんかい、という声が聞こえてきそうですが。)
西来路(らいらい)
よく食べ、よく飲む。…ここまでは見た目どおりですが、実はエモくて可愛いものも好き。
届け方や伝え方を、誰よりも粘り強く考え続ける、戻り苗のブランドプロデューサーです。

松下(としろー)
熱い思いとゴリゴリの関西弁で場をあたためてくれる、企業さん担当。
家でビールに合うおつまみをつくって映画を観ながらゆっくり味わうのにハマっているようです。

森岡(もーりー)
ソマノベースの平均身長をぐっと押し上げている、長身デザイナー。
西来路とは高校の同級生で、ふたりでブランドのあり方を語り始めると、なかなか止まりません。

全社会議&ワークショップ
さて、私たちのことを少し知っていただいたところで、全員が集まった日のことを。
私たちが年に一度、同じ場所に集まる理由はいくつかあります。
その中でも、いちばん大事にしているのは、「同じ未来を見ているか」を確かめることです。
ソマノベースは、戻り苗だけをしている会社ではありません。
いくつかの取り組みを通して、森や地域と向き合っています。
その一つひとつが、「土砂災害による人的被害ゼロ」という、私たちが目指す未来にどうつながっているのか。
あるべき姿は何か。
いま、どこに課題があるのか。
お客様や林業関係者のみなさんと関わるなかで、私たちは何を大事にしてきたのか。
そして、これから何を大事にしていきたいのか。
問いを投げて、言葉にして、耳を傾けて、また言葉にする。
すぐに答えが出るわけではありませんが、その時間そのものが、私たちにとって大切な土台になっています。
戻り苗は、おかげさまで少しずつ広がっています。
うれしいことに、お客様も増えてきました。
その一方で、苗木を森へ返すまでの道のりには、まだ難しさもあります。
苗木の育て方に、唯一無二の「正解」はありません。
自然を相手にしているからこそ、思い通りにいかないこともあります。
だからこそ。
皆さんが大切に育ててくださった苗木を、できるだけ多く森へ返せるように。
私たちにできることを、これからも問い続け、考え続けていきます。


返送された「戻り苗」の植林
議論を重ねた翌日は、実際に山へ。
戻り苗1期生のメンバーも参加してくれました。
自分が育てた苗木が、こんな山に戻るのか。
こんな斜面に、こんなふうに植えるのか。
スコップを持ち、土に触れながら、ひとつずつ実感していきます。
少し雪がちらつく中での作業。
静かな山の空気が、なんだか凛としていて、きれいでした。


「戻り苗」を製造する工房の見学
戻り苗を製造する工房にも足を運びました。
木の香りが、ふわっと広がる空間。
木鉢は、ひとつひとつ職人さんの手でつくられています。
だからこそ、同じものはふたつとない風合い。
あらためて、「戻り苗」はたくさんの人の手でできているのだと感じます。


さいごに
ふだんは離れた場所で働く私たちですが、
こうして顔を合わせると、やっぱり同じ方向を向いているのだと実感します。
森のことを考える人。
届け方を考える人。
数字を見る人。
デザインを描く人。
それぞれ違う役割を持ちながら、同じ未来を思っているチームです。
そんな私たちが目指しているのは、森と人とが、もう一度つながり直すこと。
みなさんとともに、少しずつ、未来の森を育てていけたらうれしいです。
